■ カーテンの選び方
2010年
7月
25日
日
布の魅力について
インテリアを考えるとき、ファブリックスは不可欠です。カーテンをはじめとして、椅子やソファの張地やベッドリネンなど、さまざまな場所で活躍します。しかし、ファブリックスを苦手と思ってしまう方がとても多く感じます。それには、あまりにも布の種類が多すぎるのが原因ではないでしょうか?
日本ではインテリアファブリックスというと、ポリエステルか綿かといった原材料そのものや、燃えにくいとか洗えるかといった機能面にばかり目がいってしまいがちです。そして値段の安さもそうですね。ですが布の魅力を知るには、それよりもまず、ひとつひとつの布がどんな手触りで、どんな表情を持っているのかを知ることが大切なのです。
例えば、「張りのある」布は本当にパリッと光沢があり、「とろんとした」布は手からするりと落ちそうなぐらいしなやかな印象を受けます。そういったことがわかってくると、布のおもしろさも自然と感じて頂けると思います。
2010年
7月
24日
土
カーテンの色と柄について
布を使う時の楽しみのひとつに、色と柄の組み合わせがあります。メーカーや取扱店は、それこそ何千種類もの布を揃えているので、組み合わせは無限にあります。だからこそ苦手というひとも多いでしょうから、インテリアに上手く取り入れるポイントをご紹介します。コーディネートの幅はぐんと広がるはずです。
布の色柄の組み合わせを考えるとき、最も基本的なのは「主役と脇役」をつくることです。そして、脇役の演技次第で、インテリアという舞台は一変します。例えばカーテンの場合、ドレープをあえてシンプル無地にして、レースに色物や柄物を選ぶというのもいいものです。
ところで、柄のイメージを固定してはいないでしょうか? ストライプやチェックは子どもっぽい、花柄は女性的、というのはあくまでも一面です。ストライプに細い太いがあれば、チェックにも大小があり、そこに使われている色や原材料、織り、柄の描かれ方などで、布が与える印象は決してひとつではありません。頭を柔軟にすることが大切です。
しかし、今述べたこと以上に大切なのは、そこに住む人が「どんな暮らしをしたいか」です。それがはっきりとしていれば、何万通りの組み合わせがあろうと、コーディネーターと話し合うことでふさわしい組み合わせを迷うことなく選べるでしょう。
2010年
7月
17日
土
カーテン選びの注意点。
カーテンは、機能の面でも装飾の面でも、インテリアにかかせないものです。カーテンメーカーや専門店のショールームには、数えきれないほどの生地があります。その中から好みのものを選ぶのは大変ですが、とても楽しい作業のはずです。
しかし、新築にしろリフォームにしろ、カーテンを決めるのは最後の最後ということが多いようです。それで、納期が間に合わなかったり、予算が足りなくなったりして、結局はあまり満足のいかないカーテンを選ぶことになってしまう人も少なくありません。
そうしたことが起こる一因に、オーダーカーテンの値段の複雑さがあげられます。国内メーカーの場合は、カタログに値段の早見表がついているので、それを見れば1mあたりの値段と、実際に希望する大きさにしたときの値段が、すぐに分かるので問題ありません。しかし輸入ファブリックスの場合は、そうはいきません。早見表などが付いていないことが多いからです。さらに輸入品は値段が高い物が多いので、ますます慎重にならざるを得ないからです。
2010年
7月
01日
木
カーテン選びの前に知っておきたいこと。
カーテンを選ぶ時のポイントは色、柄、手触りなど、さまざまなポイントがあります。その中のひとつとして、「機能」も重要な要素のひとつです。生地自体に消臭、防汚などの付加価値を加えたカーテンのことです。メーカーでは、値段表やカタログなどにわかりやすく機能のマークをつけて紹介しています。このマークは各社が共通に使っている(社)日本インテリアファブリックス協会(NIF)が商標登録したものや、国で認められたもの、世界共通のものなどさまざまです。